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電力ねぶたの歴史をたどります。

各年のねぶたはこちらからご覧ください。

出陣の足跡

ねぶたの製作工程


ねぶたの製作工程
1. 題材と下絵
ねぶた師が歴史的な物語などを題材に構想を練り,構想がまとまると鉛筆で下書きをして色をつけます。下絵はねぶたの設計図ではありませんが,その概要を知ることができます。

平成15年度製作の電力ねぶた

2.細部の下ごしらえ
面(顔),手足,刀などの細部をあらかじめ作っておきます。


3.小屋掛け
ねぶたを収納するための小屋を作ります。小屋の大きさは間口12メートル,奥行き12メートル,高さ6〜7メートル。昔々は各地区に点在しており,電力のねぶた小屋は港町の支店前にありました。また,復活の頃は一時,現在の電気会館(旧倉庫)前に小屋掛けをしていました。今では全てのねぶた小屋が観光物産館(アスパム)に集まっており,5月末頃には,小屋つくりが完了します。
4.骨組み
ねぶた小屋の中で角材で支柱を作り,それに針金で形を作っていく。古くは針金でなく竹を使用していた。

平成14年度 製作中のねぶた骨組み

5.電気配線
できた骨組みの内部に証明用の配線を施します。電球や蛍光灯を取付けますが,古くはロウソクを使用していました。
6.紙貼り
骨組みに奉書紙を貼っていきます。針金の骨に糊をつけて一区画ずつ紙を貼り、余分な部分はカッターなどで切り落とします。貼り終えると真っ白なねぶたになります。

平成15年度 製作中のねぶた

7.書き割り(墨書き)
墨汁で顔、手足、着物の各部分や模様などを書き分けていきます。
8.ろう書き
パラフィン(昔はロウ)をとかして模様を描きます。これをつけた部分には色がつかないのでにじみを防ぐとともに、半透明になるため、照明が入ったときによい効果を生みます。

平成15年度 製作中のねぶた

9.色付け
全体に染料や水性顔料を使い彩色を施します。これでねぶた本体は,ほぼ出来上がりとなります。

平成15年度 仕上げ段階の電力ねぶた

10.台上げ
完成したねぶたを専用の台車に50人ほどの人数であげます。
11.台化粧
台車に衿を張り、提灯などの飾り付けをします。これでいつでも出陣できる態勢になります。

平成15年度 台上げ中のねぶた


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