本文へスキップ
電力ねぶたの歴史をたどります。
電力ねぶたの軌跡
各年のねぶたはこちらからご覧ください。
出陣の足跡
東北六魂祭in仙台
出陣ねぶたは「戦国武将正宗」
(下の画像をクリックすると拡大します。)
ねぶた師 外崎白鴻(はくこう)作
六魂祭参加へのねぶた名は「戦国武将政宗」、荒れ狂う馬を震災に見立て仙台藩祖伊達政宗が勇猛果敢にかぶとで抑え込もうとする姿を表現したという。
今回の製作はねぶた師外崎白鴻(はくこう)さんの手にによるもので、自らが会長を務める
「我生会」
のメンバーが総動員で、製作〜運行までを担うこととなった。
青森ねぶたに込められた東北復興祈願の熱い思いが、天国の
独眼竜正宗
に通じ、一日も早い復興が成されることを祈りたい。
【伊達正宗】は、戦国・安土桃山・江戸時代の武将。父は輝宗。母は最上義光姉妹(義姫)、米沢で生まれる。幼少の頃、疱瘡で片目を失ったが、片倉景綱、茂庭綱元らの重臣に恵まれたこともあり、勢力を拡大。
1584年に家督継承時は、陸奥・出羽約30万石強の石高から、曽祖父・伊達稙宗の代から縁組などで「親戚」同士だった、常陸の佐竹氏を含む南奥諸家との抗争の末、会津の芦名氏を滅ぼして家督系継承から僅か6年で奥羽66郡のうち約30郡・百数十万石以上の領土を持つ全国有数の大名となって南東北の覇権を握り「独眼竜」と呼ばれた。
しかしその直後、豊臣秀吉に臣従し、第一次奥州仕置で72万石、第二次奥州仕置で58万石に減封の上、出羽・米沢城から陸奥・岩出山城に転封となる(関ヶ原の戦い後に4万石加増の上、仙台城に移転)。
その一方でスペイン・ローマに使節を派遣するなど仙台藩62万石の基盤を確立させた。
ねぶたと竿灯のコラボ(仙台市役所前広場にて)
六魂祭は7月16〜17日の2日間にわたり開催。東北6県の県庁所在地各市から、青森ねぶた祭、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、秋田竿燈まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりが参加して行われた。
新幹線跳ね人(青森新幹線でねぶたを見に行きましょう、、v(^_^)v)
16日のパレードは、沿道に収まりきれなくなった観客のためねぶたの曳航は中止され、跳ね人のみの参加となりました。当初の人出見込みは5万人だったが実際には13万人を超える人出があり、パレードの見物客は8万3,000人に上ったという。
ミスねぶた跳ねる!(跳ね人集団の先頭で観光客サービス、、)
ミスねぶたのほか、東北各地からミスさんさ、ミス花笠、ミスお祭り嬢が杜の都に集結し、遠来の観光客に東北のお祭りと、復興支援をアピールしてくれました。
けやき並木を凱旋
初日の16日は観客が溢れねぶたの曳航が出来ないハプニングがありましたが、翌日17日は運行経路を半分にし無事に曳航することが出来ました。
2日間で36万6,300人の観光客が来場(主催者発表)。東北の復興に向けた熱い夏祭りは大いに盛り上がりました。
杜都の跳ね人
初めて開催の「東北六魂祭」は、予想外の盛り上がりで大勢の観光客がパレードに押し掛け、運行会場は大混乱し初日のねぶた運行が取り止めとなるなどアクシデントもありました。
それほど多くの皆さんが東北復興を支援してくれているという事の表れでもあり嬉しいことです。
まだまだ先が見えず数年はかかりそうな震災復興、また来年も引き続き開催してほしいものです。
【東北六魂祭のアルバム】
初 日 ⇒ 7/16の開催記録
2日目 ⇒ 7/17の開催記録
青森ねぶたは「独眼竜伊達政宗」
(画像にマウスを置くと画像が切替り・クリックすると拡大します。)
2017年6月10日(土)〜11日(日)の2日間、「東北絆まつり」が開催されました。
2011年7月に仙台から始まった東北六魂祭は、昨年の青森開催で6市一巡し、更なる復興とその先の未来に向けて前進するための祭りとして、新たに「東北絆まつり」として開催されることとなりました。
パレードは11日(日)13時30分〜、定禅寺通など約1Kmに亘り行われました。
2011年7月に開催された
「東北六魂祭」
は、震災直後の準備不足もあり、定禅寺通りを大型ねぶたが運行できなかったり、竿灯がケヤキ並木に拒まれて流し演技が出来なかったり、ハプニング続出の思い出深い復興祭でした。
一巡し仙台に戻ってきましたが、ねぶたのテーマは何といっても
「伊達政宗」
が相応しいですね。今年は伊達政宗公生誕450年記念ということで、その後も、様々なイベントが開催されています。
盛岡さんさ踊り
(画像にマウスを置くと画像が切替ります。)
福島わらじまつり
秋田竿燈まつり
このほか、山形花笠まつり、仙台すずめ踊りもパレードに参加しておりました。
また、駅前〜中心街の至る所に、仙台七夕まつりの吹き流しが飾り付けられ、居ながらにして東北六県のお祭りを楽しむことが出来ました。
お祭り事務局の発表では、両日の観光客総数は452,000人とのことでした。ちなみに、前回(2011.6)は366,300人でしたから、凄いお祭りに成長しましたね。
今回は、前日まで心配された雨も上がり、二日間とも暑いくらいの晴天に恵まれた事が幸いでした。来年の開催地は何処(前回は福島)でしょうか、、継続して開催されることを期待しています。m(_ _)m
【 2017東北絆まつりin仙台のアルバム 】
2017.6.11(日) 13:30〜16:00 パレードの記録
出陣ねぶたは「天翔 倭(やまと)し美(うる)わし」
(画像にマウスを置くと画像が切替り・クリックすると拡大します。)
東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興を願い、2011年に始まった「東北六魂祭」は、東北の県庁所在地6市の持ち回りで開催。6年をかけて6市を一巡しました。
その後、さらなる復興とその先の未来に向けて歩を進めるため、後継イベントとして2017年に「東北絆まつり」が開始。2023年に青森市で開催されたことで一巡し、2024年には仙台市から2巡目がスタートしました。
「東北絆まつり2024仙台」は6月8日(土)と9日(日)の2日間にわたって開催されましたが、最大イベントであるのパレードは9日(日)に行われ、青森ねぶたも運行されました。
イベント会場は青葉山公園と西公園、パレードは定禅寺通から出発し、東二番丁通を練り歩きました。青葉通とぶつかる交差点で折り返し、またスタート地点まで戻ってくるコースでした。
出陣の青森ねぶたは「天翔 倭(やまと)し美(うる)わし」で、制作は立田龍宝さん(昨年から電力ねぶたを制作)によるものです。
まつりの実行委員会によると、会場を訪れた人の数は初日の8日は25万5000人、パレードがあった2日目の9日は31万7000人で、2日あわせた来場者の数は57万2000人に上ったと発表されています。
これまで最も多かったのは前回、仙台市で開かれた2017年の45万2000人で、今回はこの時より12万人増えて過去最多を大幅に更新しました。
「東北絆まつり」は来年は6月に大阪・関西万博で披露され、東北では再来年に盛岡市で開催されるそうです。
二日間とも天候に恵まれ素晴らしい祭りとなりました。
トップページへ
/
戻る
/
次へ
このページの先頭へ
ナビゲーション
top page
トップページ
plan
ねぶた祭りのルーツ
dish
電力ねぶたの足跡
dish
電力ねぶたと北川翁
dish
電力ねぶた復活を語る
dish
鹿内一生名人と電力ねぶた
dish
田村麿賞受賞の電力ねぶた
dish
初体験の青森ねぶた
dish
電力ねぶたの出陣記録
dish
昔の下絵とねぶた
dish
ねぶたの製作工程
dish
愛好会の囃子方
dish
前ねぶたの記憶
dish
東北六魂祭in仙台
dish
立佞武多の館
dish
ねぶたCDの製作
dish
県内の祭り・イベント
dish
あとがき
バナースペース
電力ねぶたの出陣記録
田村麿賞受賞ぶた
電力ねぶたと北川翁
電力ねぶたの復活
information
店舗情報