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電力ねぶたの歴史をたどります。

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出陣の足跡

令和3年予定 「田村麿悪鬼高丸を滅す」dish


令和3年予定「田村麿悪鬼高丸を滅す」
ねぶた絵図
(画像をクリックすると拡大します。)

令和3年制作予定 『田村麿悪鬼高丸を滅す』
 坂上田村麿は岩木山に逃れた蝦夷の棟梁高丸を尾上八幡崎に追い詰め、遂にこれを討ち取った。
 その後、兵を率いて雁泊の沼の畔にきたところ、高丸が突如霊鬼となって現れ、一行に襲いかかってきた。田村麿は素早く太刀を抜いて応じ、高丸を切り払った。
 高丸の霊を鎮めるため、北方世界の守護神毘沙門天のお社を建てることにした田村麿は、深い森に分け入り、お社の場所に愛用の藤の鞭を突き立て目印とした。
 すると、突き立てた鞭から枝や根が伸び、やがて見事な薄紫の藤の花を雲のように一面に咲かせるようになった。
 いつしか人はその場所を藤の咲くふるさと、藤咲(藤崎)と呼ぶようになったという。
 ねぶた師 京野和鴻 作
※令和3年夏のねぶた祭りは、新型コロナの感染拡大が収まらず、止む無く中止されることとなりました

運行風景(真正面から)

(画像にマウスを置くと画像が切替り・クリックすると拡大します。)


令和3年予定 送り『北方の守護神毘沙門天』
 今年こそはと、ねぶた祭りの開催を心待ちにしておりましたが、残念ながら新型コロナの影響で取止めとなりました。
 昨年に引続き2年連続の中止。大型ねぶたの多くは製作途中に於いて中断、ねぶた小屋も撤収せざるを得なかった事を新聞報道で知り、制作にに関わってきた「愛好会」各位の無念さを察しています、、。
 このような中、出陣予定だった電力ねぶた(大型)の一部、送りの部分が披露されるとの明るいニュースが、ここ仙台市の地元新聞・TVでも流れておりました。
 当初開催予定であった祭りは小屋掛けもすでに終え、制作もだいぶ進んでいた事でありましょう、、。制作半ばでの作業撤収、小屋の解体決定。コロナで止む無しとはいえ残念な事でした、、。
 愛好会関係者の情報では、代替イベントへの参加を目指して、大型ねぶたを制作していたとの事でした。
 しかし、そのイベントも前倒しとなり完成が間に合わない事態になり、すでに制作が進んでいた「送り」だけでも展示しようという事になったようです。
 愛好会が制作した「送り:大型ねぶたの後ろ側」は、幅が約5.1m、奥行きと高さが約2.5mの[北方の守護神 毘沙門天]です。
 毘沙門天のこと⇒神社で良く見かける神様(七福神の一つ)。七福神の中でも得られる福の数はトップであり、この世に存在するほとんどの問題を毘沙門天の福によって解決できるとの言い伝え。
 とくに、“ 病(まさしくコロナ)を倒す、なぎ払うという力が絶大 ”とのことです。毘沙門天の力でコロナを追い払い、一日も早い収束の日が来ることを、ただひたすら祈ります。
【展示期間】
東北電力青森支店⇒2021年9月13日~17日
青森空港ビル到着ロビー⇒2021年9月17日~24日
東奥日報新町ビル⇒2021年9月24日~10月1日


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