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電力ねぶたの歴史をたどります。
電力ねぶたの軌跡
各年のねぶたはこちらからご覧ください。
出陣の足跡
令和4年 「田村麿悪鬼高丸を滅す」
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新型コロナ感染拡大の影響で「青森ねぶた祭」は2年連続の中止となりました。
この2年間の空白をねぶた祭主催関係者をはじめとする多くの皆さまの努力により、3年ぶりのねぶた祭が青森の夏空に帰ってきました。
開始は18時50分の号砲を合図に左回りの吹き流し方式による運行となりました。(21時20分国道封鎖解除)
ねぶた絵図
(画像をクリックすると拡大します。)
令和3年予定 ⇒令和4年制作 『田村麿悪鬼高丸を滅す』
坂上田村麿は岩木山に逃れた蝦夷の棟梁高丸を
尾上
の
八幡崎
に追い詰め、遂にこれを討ち取った。
その後、兵を率いて雁泊の沼の畔にきたところ、高丸が突如霊鬼となって現れ、一行に襲いかかってきた。田村麿は素早く太刀を抜いて応じ、高丸を切り払った。
高丸の霊を鎮めるため、北方世界の守護神毘沙門天のお社を建てることにした田村麿は、深い森に分け入り、お社の場所に愛用の藤の鞭を突き立て目印とした。
すると、突き立てた鞭から枝や根が伸び、やがて見事な薄紫の藤の花を雲のように一面に咲かせるようになった。
いつしか人はその場所を藤の咲くふるさと、藤咲(藤崎)と呼ぶようになったという。
ねぶた師 京野和鴻 作
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運行風景(真正面から)
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令和4年制作 『田村麿悪鬼高丸を滅す』
今年は新型コロナの影響を受けて2年連続中止となっていた「青森ねぶた祭」が3年ぶりに開催されました。
「電力ねぶた」は昨年制作予定だった「田村麿悪鬼高丸を滅す」の制作に再挑戦し出陣することとなりました。2年越しの制作に携わったねぶた師の京野和鴻さまほか数か月にわたり関わった皆さまに敬意を表します。
コロナ禍の中のねぶた祭り開催は規模を縮小し、跳人の事前登録など運行方法もこれまでになく感染拡大防止を図ったお祭りとなりました。
例年22台の大型ねぶたが運行されていましたが、今夏は17台の運行となりました。
「電力ねぶた」は今年で
53回目の出陣
となりますが、新型コロナが拡大傾向にある中、私たちに「大型ねぶたの勇壮な姿」を見せてくれた、「電力ねぶた愛好会」各位に深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。 m(_ _)m
運行風景(送り)
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北方の守護神 『毘沙門天』
前項のねぶたは、中に坂上田村麿、左に悪鬼高丸、右に狛犬の“あうん”の“あ”を配置しています。
後ろの「送り」は北方の守護神「毘沙門天」、右側の狛犬は“あうん”の“ん”で、津軽/藤崎町の「鹿島神社」にあるつがいの狛犬です。
前ねぶた
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今年もYurtecの皆さんが運行してくれました。
前ねぶたは「新型コロナウイルス」。来年こそはコロナが収束し、いつもの「ねぶた祭り」が戻って来てほしいと願っております。
囃子方「電囃会」の皆さん
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コロナの感染拡大は一向に収束の兆しが見られず、祭り開催直前にもむしろ増加の一途をたどる状況でした。
このような中、縁の下の力持ちとして囃子方を務められた「電囃会」の皆さまの熱意と努力に対し、ただただ感謝、感謝、「ありがとう」の一言です。 m(_ _)m
ねぶたに参加の皆さん
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三年ぶりの開催となった「青森ねぶた祭」はコロナ禍の中、徹底した感染症対策を取りながらの運行となりました。
特に跳人の参加条件は事前登録制とされ、人数制限の中で行われました。
「電力ねぶた」は8/2~3、5~6の4日間の運行、跳人は各日とも、50人の人数制限のもと、ゆかた正装・花笠着用での運行でした。
合同ねぶたの運行
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合同ねぶた/願いの灯 『薬師如来・玄奬三蔵と十二神将』
令和4年(2022)は昭和55年(1980)に
重要無形文化財の指定
を受けてから44年になります。半世紀前のことに歴史の重みをを感じます。
このねぶたは「合同ねぶた」ねぶた師14人が力合せて令和3年に制作したものです。ねぶた師の収入と制作の場を与えようと、有志が集い「クラウドファンデング」により実現したものです。
今年(R4)はコロナ禍再開ねぶたの先陣を切って運行されました。幅8.5m×奥行6.8m×高さ5.2mの大型ねぶたです。
中央に配置された「玄奘三蔵」は第5代ねぶた名人の千葉作龍さん、「薬師如来」は第6代ねぶた名人の北村隆さんのお二人がそれぞれ制作したものです。この2体を護るように12人のねぶた師が制作した「十二神将」を配置するという構図となっています。
出陣ねぶた全17台の記録
【BGM】
VOLに注意!
※ねぶた囃子は「電囃会」
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