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電力ねぶたの歴史をたどります。
電力ねぶたの軌跡
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出陣の足跡
青い森の風景
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青森県に初めて電気のあかりが灯されたのは明治30年1月24日,青森市の堤川ほとり(当時の青森町大字浪打1番地)でした。
大坂金助氏,渡邊佐助氏らが創設した青森電灯株式会社の小さな火力発電で灯された。1200燭光のアーク灯の輝きは,当時の人々に大きな驚きと感動を与えました。
電気は当初,付近の商店や問屋,第5連隊の兵営など151戸に供給されました。
爾来100年,常に「郷土あおもりの発展とロマン」を求めて灯し続けられてきました。
平成9年3月25日(電気記念日) 寄贈東北電力株式会社
青森市内は堤川の近く、旧東北本線の跡地が遊歩道となっているが、ここに文芸のこみちがある。青森県出身の著名人の碑が14基建てられている。けやき並木に囲まれた散歩には格好の場所である。
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本州最北東端尻屋埼の突端に立つ白亜の灯台,明治9年10月20日に東北地方に初の洋式灯台として完成した。尻屋埼灯台は,歴史的にも文化的にもその価値は高く『日本の灯台50選』にも選ばれている。
この明るさは,日本最大級といわれ,光度200万カンデラでレンズの大きさは大人の身長よりも大きい。
また,このスタイリックな灯台を設計したのは,日本の灯台の父と称される,英国人のリチャード・ヘンリー・ブラントンで我が国では26基の灯台を手掛け,尻屋埼灯台がその最後の仕事といわれる。
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《尻屋崎灯台には不思議な野放しの馬がいる》
寒立馬の生い立ち
かつて下北地方には,野放し馬と呼ばれる比較的小ぶりで寒さと粗食に耐え,持久力に富む馬がいた。
この馬は南部馬(現在の岩手県に生息していた馬)を祖として,藩政時代から明治,大正,昭和にかけ,主として軍用を目的に外来種馬との交配によって改良されてきた。
中でも,当地尻屋では,この野放し馬をフランスのブルトン種と掛け合せることによって,独自の種類を生み出した。
現在,南部馬の血を受け継いでいるのは,東通村の寒立馬だけとされ,200年以上におよぶ歴史の中でつくりあげられた馬は人々と共に歩んできた。
『寒立馬』名称の由来
古くから地元のひとたちは「野放し馬」と呼び,特定の名は無かった。
昭和45年,当時の尻屋小・中学校の校長先生であった岩佐勉氏(むつ市在住)が尻屋の人たちを前に短歌を詠んだ。
「東雲(しののめ)に 勇みいななく 寒立馬(かんだちめ) 筑紫(つくし)ケ原の 嵐ものかは」という歌であった。それから,野放し馬は「寒立馬」と呼ばれるようになった。
ちなみに「かんだち」という言葉はカモシカが厳冬のなか,何日もじっとたたずむ姿を地元のマタギ(狩人)の間では「カモシカの寒立」と呼び,野放し馬にも同じような姿を見ることが出来ることから「寒立馬」と命名した。
「補天工」碑文から(原文のまま)
この石碑は昭和47年に廃止となった正津川発電所水路終端壁に設置されていたものを移設したものであります。
正津川発電所は,鉱業開発用として大正10年大湊電灯(株)が大湊水力(株)と改称した当時三本松変電所や送電線の建設と同時に着手されたが,関東大震災のため東京本社が消失し,工事継続が困難となった時,発起人大倉喜八郎の大倉組が直営工事として引き継ぎ施工し,大正15年5月に試運転,6月に営業運転に入り完成された。
発電機はドイツのアルゲマイネ社製750KVAであった。「補天工」のこの石碑は,大湊水力鰹苑緕ミ長の野村竜太郎工学博士の揮毫によるものであり,工事の無事完成を祈った物と考えられている。
また恐山の宇曽利湖の取水口には「恐山水門」の相談役大倉喜八郎男爵の揮毫が残っている。このように中央財界との結びつきが強く,下北鉱業開発への意気込みは,その後の下北砂鉄開発に先鞭をつけた意義深いものであり,産業文化の向上に大きな役割を果たした。
私なりの解釈
「天工」とは中国語で自然を意味します。漢詩の言葉と考えた場合、「天工」には季節が来れば花が咲くといった、自然の営みを讃える意味があります。
大自然のただ中にあって、何か自然の作用を「補」って人間の生活を便利にするような人工物、つまり水路を建設し発電所を建設した所に,この石碑の「補天工」が建てられたものと思われます。
※12月9日の朝は突然の大雪でした。雪に埋もれた石碑が気にかかり、大事に大事に、素手で掘り起こし、持っていたデジカメで撮影しました。 v(^_^)v
平成14年12月12日はどか雪の朝でした。前日からの寒波襲来で、日降雪量67センチ、青森気象台の観測史上最大の記録となりました。(^^!!
前夜は単身寮の雪片付け、当日朝は再び寮の雪片付けをした後、会社駐車場の雪片付け二時間ほど、青森の冬を乗り切るためには、日頃からの体力増強が必要です。 v(^_^)v
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